情報収集はSNSだけじゃない。Z世代のゲーム事情

新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う自粛期間でゲームをプレイする時間が今までより多くなった方は多いのではないでしょうか?どうやらZ世代もその傾向は同じようです。
そもそも『Z世代』はどのようにゲームを楽しんでいるのでしょうか?

情報サイトとSNSを使い分けて情報収集

アンケートの結果ゲームをプレイする時間は夜がいちばん多く、プレイする時間は30分以上1時間未満が全体の約30%を占め、1番多い結果となりました。
ゲームをプレイするのは大体21時や22時ごろからと言う意見が多く、夕飯などが一通り済んでからやり始めるそうです。
長い時は7時間ほどゲームをしているというリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーもおり、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴うおうち時間の増加で自粛中は特にゲームをしている時間が普段より長かったとのことでした。

情報収集をしているリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーの割合は約51%と半数を少し上回る結果となりました。情報収集といえばZ世代はSNSを利用することがほとんどですが、ゲームでは情報サイトを活用している人も多く、約34%と3番目に多い結果となりました。
リアルZ世代コミュニティ所属のメンバーによると、SNSよりも情報サイトの方が定番の情報から細かいマイナーな情報まで載っているので視覚的にわかりやすいため使っているそうです。また、自分にとってわかりやすいサイトを見つけたらそれをずっと見るという意見も上がりました。


情報収集はゲームをプレイしてわからないところがあった場合、苦戦した場合や勝ちに行く場合といったタイミングでプレイしながら調べるという意見が多く上がり、YouTubeで調べる際にはそのゲームの名前で調べて出てきた人を見るといった特定の実況者を決めずに見ることが多いとのことでした。
また、広告から新しいゲームを知ったというリアルZ世代コミュニティーのメンバーも多く、ゲームの広告は他の種類の広告と比べるとそこまで嫌悪感を抱かないと言っているリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーもいました。

オンラインでの交流、対戦相手はリアルの友達だけじゃない

アンケートの結果オンライン上での交流、対戦をするというリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーは約60%となり、オンラインでの交流が当たり前になりつつあると感じます。


特にFPS(ファーストパーソン・シューティング/一人称)視点(※1)やTPS(サードパーソン・シューティング/三人称)視点(※2)などのゲームでオンラインでの交流をすることが多く、一緒に戦う人を募るためのゲーム用Twitterアカウントを持っているというリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーもいました。
また、ゲームを一緒にやる人たちとのグループをLINEやDiscordなどで作って遊んでいるとのことで、ボイスチャットをしながら協力して敵チームと戦っているそうです。
オンライン上でできた友達とリアルの場で会う際には本当にこの人は信用して大丈夫かをゲーム配信のコメント欄やSNSでの行動をよく見て判断しているとのことで、彼女たちなりに様々な判断基準をもってオンライン上の友達との交流を楽しんでいることがわかります。
(※1)FPS(ファーストパーソン・シューティング/一人称)視点とは、操作キャラクター自身の目線の位置がカメラ視点になるモードで、実際に自分がゲームの中にいるような感覚でプレイすることができます。
(※2)TPS(サードパーソン・シューティング/三人称)視点とは操作キャラクターの少し後ろの客観的な視点でプレイするモードです。
引用:https://appmedia.jp/pubg

課金は計画的に

アンケートの結果ゲームに課金しているリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーは約31%で、課金をしたことがない人が大きく上回る結果となり、課金へのハードルはまだまだ高いように見受けられます。

課金をしたことがあるリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーへの毎月どれくらい課金しているかのアンケートでは500円未満が1番多く、比較的少額を課金している人が多いことがわかります。
実際に課金している内容をリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーに尋ねたところ、効率的にゲームを進めるためのアイテムなどへの課金、ビジュアルを自分好みにしたり好きなキャラクターを手に入れるため、限定のものを手に入れるためという意見が多くあがりました。他にもオンラインでの対戦をするのに欠かせないコンテンツへの課金など目的を持った課金をしている印象でした。
また、課金しすぎて依存してしまわないように周りの友人へどれくらい課金をしているかを聞いたり、自分のルールを決めるなどして楽しんでいるようです。
他にも趣味を持っているリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーも多く、そちらとのバランスも意識して課金をしているとのことでした。

 

<調査概要>
調査時期:2020年7月28日~8月3日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国、12〜15歳11名、16〜18歳18名、19〜22歳19名、23歳〜25歳8名、年齢未回答1名、計男女58名

出典元:Z総研
https://www.zet.tokyo/

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